境界性人格障害の治療【次世代型】

境界性人格障害の治療【次世代型】

境界性人格障害の治療は難しいのか?

境界性人格障害の治療は難しいのか?

 



境界性人格障害の治療にはさまざまな方法がありますが、今現在、ほとんど機能していません。そのため、長年、精神心療内科へ通院しても境界性人格障害が治らないという話を巷でもネット上でも良く見聞きします。そのため境界性人格障害の治療は難しいとされています。

 

境界性人格障害の治療はそこまで難しくない

 

しかしながら、実際はそこまでいうほどは境界性人格障害の治療は難しいということはありません。境界性人格障害はもともと前頭葉という感情や理性を司る脳部位に脆弱性を持っているため、感情のコントロールが先天的に苦手であったり、記憶力に乏しかったり、注意が散漫であったりするわけです。この前頭葉の機能を向上させる治療法を取っていけば、BPDによくみられる感情のコントロールの問題や過度の傷つきやすさは消えていくのが常です。

 

境界性人格障害の治療にSSRI抗うつ薬)はよくない

 

境界性人格障害の治療でよく用いられる薬物療法SSRIのような抗うつ薬は逆効果になる可能性が高いです。何故かと申しますと、SSRIセロトニンを脳内で増やす薬なのですが、セロトニンが増えると前頭葉の機能に特に重要な神経伝達物質ドーパミンは減る傾向にあるからです。セロトニン症候群が起きると、前頭葉の機能が著しく低下していることが科学的研究により判明しています。そのため、境界性人格障害の治療においてはSSRIのようなセロトニン強化剤などではなく、ドーパミンを増やす薬を処方した方が顕著な改善が見られるはずです。こうして治療していけば境界性人格障害を治すのはそれほど難しくないということがいえると思います。

 

境界性人格障害を治すには正しい治療者を見つけることが大切

 

もちろん、一筋縄ではいかぬのは事実ではありますが、ずっとずっと常識的に言われている以上に簡単なはずです。とにかく境界性人格障害は治るものです。そのことを肝に銘じ、諦めないことが大切です。適切な治療を続けていけば症状は次第にでなくなるからです。中途挫折をするのではなく、最後まで貫徹しましょう。それが境界性人格障害治療の第一歩です。そして、病識を持っている人は既に峠を越えています。人間、本当に困れば何とかしようという火事場のバカチカラを発揮しますのでそれを治療の方向へ向けていけばいいでしょう。

 

治療を途中で諦めることはご法度

 

徹底的に治療に専念し、信頼できる治療者、精神科医の話に耳を傾けることです。他人を信じなくては何も始まりません。とにかく大切なことはとにかく良いと思われるものはやってみるという姿勢ということになります。こうしていけば境界性人格障害は治るのです。