境界性人格障害の治療【次世代型】

境界性人格障害の治療【次世代型】

境界性人格障害と性依存(最新版)

境界性人格障害と性依存

 

 

境界性人格障害の人は性依存になりやすいといわれています。
境界性人格障害の人は愛情飢餓感からセックスに
依存しやすいというわけです。

性依存に陥った境界性人格障害の方は
ライブチャット援助交際に走りやすいといわれています。

ある援助交際をしたという
境界性人格障害の女性はその理由を問われると、
寂しかったから、褒めてもらえたから
といったそうです。


これは、境界性人格障害の人が抱える愛情飢餓感から生じる
自然な感情なのだと思います。
しかしながら、
性依存になると、
パートナーが紳士であればよいのですが、
ろくでもないような人間、
精神的に問題のある人間である場合、
共依存関係に陥り、
ドロドロと悪い方向へ行きがちになるので注意が必要です。

 

性依存を断ち切るポイントは、
正しい境界性人格障害の治療を受けることです。
境界性人格障害とは脳の問題で、
誘惑に負けやすい、あるいは愛情飢餓感を感じやすい
脳の状態になっていると、


どうしても断ち切ることは難しくなります。

 


依存症の治療が難しいとされるのは
脳の報酬系と深い関係があります。
依存が形成されるには、
脳内の快楽物質、ドーパミンオキシトシンなどの
神経伝達物質がたとえば性依存であれば
セックスをすると分泌されるためです。

 

ドラッグも同じ作用を有します。

 

 

性依存だけでなくアルコール依存症やドラッグ中毒になりやすい人の
脳では先天的に快楽物質の分泌が損なわれている可能性が高く、
そのような医学的知見は多数論文報告されています。

あるいは、先天的にではなく、
後天的にすなわち
境界性人格障害の当事者を取り巻く
環境が悪いために、
快楽物質の分泌いわゆる脳の報酬系が機能していない可能性もあります。

 

そのような場合、
まずは運動の習慣をつけることが大切です。(薬物療法だけではなく)
運動をすると上述したドーパミンオキシトシンが自然と分泌されます。
性依存にも依存症にもその治療に運動は極めて重要なのです。

 

 

ある報告では、
運動には薬以上の効果があるとされています。


ここで、

注意点なのですが、
運動をする場合、筋トレや無酸素域に近い高強度有酸素運動を行わなければ
ほとんど効果がないということです。
キツイ運動ほど効果がでます。
このようなエクササイズを週に2回以上、
かるい運動は毎日必ず実行するようにすると良いのです。

運動については
こちらの動画が参考になります↓

 

性依存を断ち切るからといって、
運動の習慣がない人は
いきなりキツイ運動はやらないでください。
無理の出ない範囲から徐々に慣らして実践することがポイントです。

このように運動の習慣をつけることで、
脳の報酬系が機能するようになりますので、
境界性人格障害の方に起こりがちな性依存(セックス中毒)は
弱まっていきます。

エクササイズは快楽物質の分泌量を増やすからです。